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ノロウイルスの主な症状

嘔吐

ノロウイルスにかかると、まず小腸に炎症を起こし、腹痛や下痢を起こします。さらに、胃の運動神経の低下・麻痺が伴い、吐き気や嘔吐がみられます。なかでも、突然の激しい嘔吐は特徴的です。トイレに行くのもままならず、突然吐いてしまって周辺をそのまま汚してしまうことも珍しくありません。この場合は、感染に注意して嘔吐物を処理する必要があります。

嘔吐は子供や高齢者の感染に、下痢は成人と高齢者に多くみられます。下痢は通常2、3回で治まりますが、なかには十数回みられることもあります。

下痢や嘔吐のほかには、発熱、筋肉痛、頭痛などがみられることもあります。ただ、これらの症状はいずれも軽度であることが多いようです。

合併症には要注意


乳幼児や高齢者といった抵抗力の弱い人が感染すると、脱水症状に陥ることがあります。脱水症状に対しては、十分に注意して水を定期的にとるようにしましょう。

また、高齢者の嘔吐に関しては、嘔吐物が口のなかに残っていると誤嚥性肺炎や気道の閉塞による呼吸困難を起こすことがあります。高齢者が嘔吐したときは、口の中をよく調べるようにしましょう。吐物がみられるときには、ガーゼやハンカチを指に巻きつけて嘔吐物をかき出すようにしましょう。

症状の経過

ノロウイルスの感染症は、通常1日~3日程度で回復します。しかし、糞便中には2週間程度ウイルスが含まれているため、感染しないように注意が必要です。

重症になって入院する例はそれほど多くないようです。また、後遺症は残りません。一般的に健康な人であれば、歩けて、食べることができるようであれば、それほど深刻な症状が現れることはないようです。

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